一生家賃を払い続けるよりも同じローンで一戸建!きっかけはこんな安易な考えだった
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■家にかける予算は1500万を目安としよう
チラシを見ると坪29万だとか1000万の家だとか、いろいろなローコスト住宅の情報が飛び交っています。
これなら家を持つのも訳無いなと思ってしまいがちですが、実際はそうもいきません。
暖房機器や照明器具など生活するのに必要な物がオプションの場合が多いのです。

それでは、生活に必要な物を含んだ家をローコストで建てるには、どれ位の予算を考えておけば良いのでしょうか。
これを知っておくことが、今後の家造りにとても重要となります。

そこで僕の経験から、
家族4人が普通に暮らせるローコスト住宅の金額は、1500万円を目安と考えます。
この中には、生活するのに必要な暖房機器や照明器具の金額が含まれていますが、塀や庭など後から出来ることや自分で出来ることは、この際バッサリと切り捨てます。

ただし、ここで注意が必要なのは、1500万円とは建設にかかる金額で家を手に入れるには、これ以外にも諸経費や保険、引越代などの諸費用がかかることをお忘れなく。

それでは実際に、建設費の内訳を元に考えてみましょう。



■建設費の内訳
施工者から提示される一般的な見積書の項目別に、建設費が1500万円でどのような内訳になるかまとめてみます。

ただし、みなさんご承知のように、建設費は、建てる地域や場所、家の構造などいろいろな要素が関係してきます。
そこで下記の内訳表は、「家を作るための工事別の金額比率」「どの部分にお金がかかっているか」などを考える材料として見てくださいね。

それともう1つ、この予算で家を建てるには前項で説明した、「安くて良い家を建てるための5つのポイント」を取り入れる必要が有ることもお忘れ無く。

(こんな条件で家を建てることを想像をしてください)
   ・家族構成: 大人2人、子供2人
   ・地   域: 札幌市(寒冷地)
   ・土   地: 50坪 地盤が良い(杭工事が必要無い)
   ・建   坪: 32坪
   ・工   法: 木造在来工法 総2階建
   ・そ の 他: オール電化、屋根・外壁は板金

   
工事内訳 内        容 参考比率
(%)
参考金額
(千円)
 仮設工事  やり方、墨だし、足場、養生、
 仮設電気、水道、仮設便所 他
3.0 450
 地業・基礎工事  掘削、砕石、残土処理、重機、
 鉄筋、型枠、コンクリート 他
7.5 1,125
 木工事  木材、プレカット、建材、金物、
 釘、大工手間 他
36.0 5,400
 屋根・板金工事  板金材、防水紙、水切り 他 2.0 300
 外装工事  外壁材(サイディング) 他 6.5 975
 外部建具工事  断熱ドア、断熱サッシ、網戸 他 7.0 1,050
 内部建具工事  木ドア、木窓 他 3.0 450
 タイル・左官工事  玄関タイル、基礎仕上げ 他 2.5 375
 内装工事  クロス、クッションフロアー 他 4.5 675
 設備機器工事  キッチン、ユニットバス 他  8.0 1,200
 電気設備工事  電気配線、スイッチ、コンセント、
 分電盤、照明器具 他
8.0 1,200
 給排水衛生設備工事  配管、排水枡、便器、手洗い、
 洗面化粧台 他
8.0 1,200
 オール電化機器  暖房器、温水器、IHヒーター 他 4.0 600
 合           計 100 15,000
 雑工事  上記の項目に当てはまらない物。
 竣工清掃費などが含まれます。
 間接工事費  設計費、工事監理費、建築確認申請手数
 料などが含まれます。
 施工会社によっては、諸経費に含みます。
 諸経費  5%〜20%とバラツキが有ります。
 工事に含む利益の割合によって変わります。 
1,000〜   1,500

上の表からも分かるように、建設費を大きく分けると、「手間賃」「材料費」「諸経費」の3つになります。

 ・手間賃は→大工さんなど職人さん達の働き分です
 ・材料費は→木やドアなどの物の価格です
 ・諸経費は→業者さんの利益です

安くて良い家を造るためには、
手間がかからず材料をたくさん使わない造りにすることと、業者さんの努力が必要なんですね。



■いろいろな見積書
業者から提示される見積書についてまとめてみましょう。
見積書には、概算見積と詳細見積が有ります。
ただ、新築住宅の場合は最初から詳細見積りが提示されるはずです。

(概算見積とは)
リフォームに多いのですが、まだ仕様が煮詰まっていない状態での大枠の予算を提示します。
決まっていない製品は、仮の製品金額で記載したり、参考数量で記載します。

この金額を予算の目安にされる場合が多いので、得てして高めの金額に設定している場合が多いようです。
なぜなら、仕様が変わったり予想外の仕事が増えても、ある程度対応できるゆとり分が含まれているからです。
それと、詳細を詰めたら概算金額より下がるものだ言う意識が有るからでしょうか。

(詳細見積とは)
上表の通り、大項目(工事内訳)と、その詳細として小項目(内容)と数量が記載されているはずです。
図面も仕様もほぼ決まっているので、細かい部材1つ1つまで記載されます。
これであれば仕様を変更しても比較がし易いですね。

ただ数量に1式と表示されていたらチェックしましょう。
細かい物、例えばビス類など金額が張らないものは良いのですが、鉄筋や木材など大量に使用するものや、サイズや種類がたくさん有るものが1式と表示されていたら注意が必要です。
明細を要求しても提示しない業者は要注意ですよ。
ただし、リフォームなど小工事の場合はこの限りでは有りません。

(相見積とは)
業者選定を行うための手段の1つとされています。
数社から希望条件を考慮したプランと見積書を提示してもらって比較する方法です。
本来ならば、入札のように同じ図面と仕様書に基づいて提示されるのが本当なのですが、新築住宅の場合は、ちょっと違っているようです。

でも最近は、設計士にプランと図面を依頼して入札する方式も出て来ているようですよ。



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