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■パーゴラ・・・カーポートデッキの上の小屋根


念願のパーゴラをカーポートデッキの上に作りました。
なぜそんなに欲しかったかと言うと、風にも負けず、雨にも負けず、ついでに雪にも負けず、僕の大好きな炭焼きやジンギスカンを食べながら、酒を堪能したかったからなんです。

炭焼きはもちろん、ジンギスカンも煙と匂いがすごいので、まだ築4年目の家の中ではやりたくありません。
それでデッキの上でやっていたのですが、この地域は特に風が強く真夏以外は寒くて出来ないし、当然雨の日はあきらめなくてはなりません。

そんな訳で、どうしても欲しかったパーゴラだったのです。

2006年のゴールデンウィークは、子供達を近所の公園と映画でごまかしてDIYに励みました。
サイズは、幅2600×奥行1850×高さ2600で3畳程の広さです。

家族は喜んでくれるかな?



 材  料  2×4 10F
  〃  12F
 2×6 10F
  〃  12F
 塩ビ波板
 笠クギ
 アクリル
 コーススレッド 75mm、65mm(ステンレス) 
 仕  上  オイルステイン塗装(キシラデコール)


■図面を書く
やはり図面は大切です。
作図しながら構造と組立方法を詰めておくと後が楽なんです。
でも詳細にこだわりすぎてもいけません。
概略寸法を押さえておいて、後はは実際に組立ながら臨機応変に対応できるようにしておきましょう。

[全体図]
必要な寸法だけを記入します。





[詳細図]
梁(2×6材)と屋根垂木(2×4材)の切り欠き部分の詳細図です。




■塗装
まず初めに、木材全てを塗装しましょう。
養生をきちっとして、下台を敷いて木材を並べて塗装開始です。
ハケも良いですが、ホームセンターで398円程で売っているローラーセットはお勧めですよ。
カットしてから塗るより、定尺のままこのローラーを使うと断然早いです。
後は組立てる時に、カット部分と木口を塗ると完璧ですね。
特にツーバイ材は、安くて加工がし易い分、防腐対策は塗装のみが頼りなんです。

今回は、以前塗り替え時に余った塗料が有ったのでそれを使いました。




今回使う材料のまだ半分です



ローラーは早いですよ

広いスペースが有れば良いのですが、何せ狭いウッドデッキの上ですから塗った順に重ねて行きました。
きっと翌日は、軍手も工具も塗料まみれになるでしょう。

約50枚の材料を、半日掛けて塗装終了です。
今日はここまで。



■木組
ツーバイ材を加工するには、スライド丸のこが有ると便利です。
直角切りや角度切りが楽だし精度も出ます。
僕のは、ホームセンターで買った12,800円の代物です。
これでも十分役立ちますので持ってない方は購入を検討してみては如何でしょうか。

今回の構造は、下記のようになります。
   ・柱4本 : 2×4材の抱き合わせ
   ・梁4本 : 2×6材
   ・垂木6本 : 2×4材と2×6材



スライド丸のこでカット



骨組完成

75mmと65mmのコーススレッドで固定します。


■小屋組
屋根材には、塩ビ波板(クリアー)を使いました。
金額が安いし取付もクギ打ちのみですので簡単です。

注意点として、特に雪国の場合は、積雪荷重を考えておかなくてはいけません。
屋根垂木や梁の間隔は、メーカーの技術資料を参考に選定しましょう。
また、屋根垂木と梁が平らになるように互いの材料を切り欠いてはめ込みます。

場所によって寸法のズレはどうしても出てしまうので、それぞれの場所に材料を当てて、鉛筆で印を付けると精度が良くなります。



切り欠きが結構手間でした
手のことノミも使います


小屋組完成



塩ビ波板を丸のこでカットしちゃいます
強引すぎて切り口はバリバリです


屋根完成
電線も上手に収まりました


建物との接合面はコーキング処理



屋根の傾斜は水勾配のみです

木組は、75mmのコーススレッドで固定して行きます。
屋根については、本当は雪が自然に落ちてくれると良いのですが、余程急勾配にしないと落ちないんです。
それで割り切って、水勾配のみにしました。

建物との接合部分は、コーキング(変成シリコン)をしておくと完璧です。



■扉
両開きの扉を作ります。
普段は開放にしておけば、目隠しフェンスの役目もしてくれます。
トリマーで幅18mm×深さ12mmのほぞを彫って、枠と化粧板をはめ込んで行きます。
そして丁番と丸落しを取付けてカンナで調整して完成です。

開閉用にドアハンドルを付けました。
これだと内側からも外側からも開閉が簡単なのでとても便利です。



トリマーでほぞ彫り


トリマーでほぞ彫り


化粧板をホゾに沿ってはめ込み


扉完成


丸落しで開放状態にして固定出来ます


ドアハンドルを取付けます


■窓
両サイドに片引き窓を作ります。
小垂木(KD材)の厚みを揃えて、扉と同じくトリマーでほぞを彫って枠を組み込みます。
枠の内側は、厚み3mmのアクリルをはめ込むために、4mmのほぞを彫ります。

開閉方法は、丸レールの上を戸車で走らせる事にしたので、戸車用の掘り込みも必要になるので、木キリとノミで少しずつ彫り込みました。
さすがに鴨居を作るのは大変なので、木のガイドを取付ける事にしました。




トリマーでほぞ彫り


枠を組立てます


戸車の組込


アクリルをはめ込んで完成


閉めた状態


半分開いた状態


■収納庫
内部に収納庫を作りました。
炭焼きグッツやテーブル、椅子などをしまっておくのと、ゴミや古新聞の保管場所にしたかったのです。

両開きの扉を、OSB合板をベースに1×4材で化粧枠を作りました。
キッチン横のテラスドアから出入り出来るので、これでゴミ出しが便利になり生ゴミの匂いも気にしなくて済みそうです。




OSB合板をベースにしました


1×4材で化粧枠を作ります


さっそく収納してみました


完成


■完成
やっと完成しました。
取り掛かったのが5月3日で、空いてる週末を利用しての作業で、7月30日にやっと完成となりました。
実質の作業日数は、10日位でしょうか。

これで週末の夕食は予定が無い限り、焼き鳥かジンギスカンか焼肉になる事でしょう。
ちなみに平日は雨を気にしなくて良いので、洗濯干し場として活躍しています。



外観です


扉が閉まった状態


扉を開けると目隠しにもなります


キッチン横のテラスドアから出入り出来ます


さっそくジンギスカンをしちゃいました

2007年7月 床を防風と断熱対策をして、クッションフロアーを貼りました
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変成シリコンシーリング材
変成シリコン(オルガノシロキサンをもつ有機ポリマー)を主成分としたシーリング材で、伸縮性が有り塗装も出来るので、建築物の外壁シーリングに用いられる。











































KD材
Kiln Dry Woodの略で,乾燥機(Kiln)を用いて人工的に乾燥させた木材の事です。
この人工乾燥材の反対がグリーン材と言い
、伐採した直後の木材の事を言います。

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